比重くらべ

LIBRARY 05 — SPECIFIC GRAVITY

比重くらべ

同じ大きさでも、重さはこんなにちがう。
手に持ったときの「ずしり」を、数字でくらべてみましょう。

WHAT IS IT

比重は「水の何倍の重さか」

比重は、ある物の重さが、同じ大きさ(体積)の水の何倍かを表す数字です。くらべる水は、いちばん重くなる4℃の水が基準です。比重3の鉱物は、同じ大きさの水の3倍の重さ。鉱物の多くは2.5〜3.5くらいで、ふつうの石(岩石)はだいたい2.7前後です。4をこえると、手に持ったときに「重い」と感じます。

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  1. 水1
  2. アルミニウム2.7
  3. 鉄7.9
  4. 銅9
  5. 鉛11.3
  6. 金(純金)19.3
123457101520
  1. 琥珀1.1
  2. 硫黄2.1
  3. 石英2.7
  4. 蛍石3.2
  5. 重晶石4.7
  6. 黄鉄鉱5.1
  7. 方鉛鉱7.5
  8. 辰砂8.1
  9. 銀10.6
  10. 金17.4

※ 上は身近な物、下は鉱物(数値は比重のめやす。幅のある鉱物はまん中の値)。目盛りは、小さい数ほど間を広くとっています。金は純金の値で、天然の自然金は銀などがまじるため、それより軽くなります。

SURPRISE IN THE HAND

手に持つと、びっくり

見た目より重い

  • 重晶石4.7

    名前も「重い」。英名の barite もギリシャ語の「重い」から。白っぽい見た目なのに、ずしりと重い。

  • 方鉛鉱7.5

    鉛の鉱石。小さなかけらでも、手のひらで重さがはっきり分かる。

  • 金17.4

    ふつうの石の6倍以上。砂金は、この重さを利用して川の砂から選り分ける。

見た目より軽い

  • 琥珀1.1

    比重は水とほぼ同じ。濃い食塩水に入れると浮くので、本物かどうかの見分けに使われる。

  • 硫黄2.1

    石としては軽く、手に取ると意外なほど軽い。

  • 蛋白石2.1

    水をふくんでいるため、見た目の印象より軽め。

FIND BY WEIGHT

比重で鉱物をさがす

この図鑑の鉱物を、比重ごとに分けました。右の小さな数字が比重です。棒の長さは、その範囲に入る鉱物の数。

10以上びっくりするほど重い4種

※ ここでの比重は、自然の中で見つかる鉱物としての値です。同じ鉱物でも、まじっているほかの元素の量によって比重に幅があり、純粋な物質より軽くなることがよくあります。たとえば自然金は銀などがまじるため15.5〜19.3(純金は19.3)、自然の白金は鉄などがまじるため14〜19ほど(純粋な白金は約21.4)です。
※ 比重に幅がある鉱物は、小さい方の値を基準に分けています。

MINERAL QUIZ

琥珀は、ある液体に入れると浮くので、本物かどうかの見分けに使われる。その液体は?